「戦後70年」 

およそ社労士HPでのトピックスにふさわしくないタイトルですが、

第二次世界大戦敗戦2年後の昭和22年、戦前にあった工場法を元に、労働基準法が施行されました。

 

ですから、労働基準法は68年目ということになります。

この長い68年の歴史の中で、基本的には弱い立場にある労働者の保護強化を中心に 法改正が行われてきました。

 

今国会では、安保法案優先ということで「残業代ゼロ法案」と言われている労働基準法 の改正案を与党が成立を断念した というニュースが流れています。

労働法に携わる人間の中では、「多様な働き方に、多様な価値観にもう労働基準法が 対応出来なくなってきた」という声も出てきています。

 

今回見送りになった改正案の良し悪しは別にして、今後の改正はこの多様性(最近では 「ダイバーシティ」と言葉になっています)

を考慮した改正が増えてくると思っています。

 

細原