社会保険労務士に関係ある?

納付額確定が急かされる労働保険の計算・申告がほぼ終わり、 さあ次は社会保険の算定基礎届だ! と思っているほんのひと時の 業務の谷間に、気になるニュースが入ってきました。

少し前の労働者派遣法の改正法案が衆院通過したことも、社会保険労務士として大きなニュースでしたが、

本日(6/25)朝のニュースで、「アメリカ議会で大統領に通商交渉に強い権限を付与、これによりTPP(環太平洋戦略的経済連携協定) 交渉が加速する」と流れました。

難航しているTPPですが、そろそろ着地点に向かうようです。

農業分野や通信サービスなどの項目が、話の中心として報道されていますが、少なからず国民皆保険制度の崩壊を危惧する声が上がっています。

あくまでも私見ですが、アメリカのTPP戦略の本丸は、やはり日本の 国民皆保険制度である健康保険、国民健康保険であると感じています。

“聖域”なんて言葉は、結構いい加減に使われているようにも感じています。

 

細原