提言だけで終わるのでしょうか?
今週4月22日、政府の経済財政諮問会議と産業競争力会議との合同会議(共に議長・安倍晋三首相)で、
現在一部の専門職に適用されている基本的に労働時間と関係なく賃金を支払う制度を、年収一千万円
以上の高収入社員などを対象に、同じ様な制度で労働時間の規制を緩める「ホワイトカラーエグゼン
プション」の導入が提言されました。もう10年以上くすぶってきた政府提案です。
一社会保険労務士として考えるには、かなり重たい問題ですが、基本的には賛成です。
当然のごとく心配されているのは、「経営側にとって都合のいい長時間労働」なのですが、今の国際
経済に対し、日本が本気で競争しようとするならば、早く施行(先に国家戦略特区でとの意見も出た
そうですが)すべきと思っています。
ただし、絶対出てくるであろう この制度を悪用する企業に厳罰を与えることを、国や行政が出来るなら
という条件付ですが。
細原